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平成31年 2月 市議会 定例会

外国人労働者に関して

浜田

外国人労働者の受け入れを、今後和歌山市として積極的に取り組むの

か、それとも消極的な姿勢で静観するのか方向性を聞かせてほしい。

尾花市長

外国人労働者については、人手不足が深刻な状況で人材の確保が喫緊の

課題となっている本市の企業から受け入れを求める声を聞いています。

本市としては企業のニーズ把握を行い、関係機関と連携し、外国人

労働者受け入れに関する制度の周知を図るとともに、外国人留学生に

ついても高等教育機関とマッチングを図るなど外国人材の活用に取り

組みます。

また、増加する外国人が働き、暮らしやすい環境づくりにも併せて取り組

んでいく必要があると考えています。

浜田

指摘した問題を含めてこれらの懸念に対して、そのことを十分理解し考えているか

か。

不景気になった場合、すでに入国している外国人労働者はどうなると思うか。

尾花市長

言語、文化、習慣が違う外国人居住者が増加することに伴い、外国人が地域社会で

生活していく上での支援が重要になることは認識しております。

また、景気が悪化すれば経営判断として人員削減が行われ、外国人労働者も解雇さ

れる事態が起きるものと想定されます。

新制度では、特定技能として外国人労働者を雇用するためには、受け入れる企業等

が支援計画を策定し、適正に実施する責務が規定されており、生活していく上での

支援に関することのほか雇用契約を解除する場合には他の企業等で特定技能として

活動できるよう支援することも要件とされています。

本市では、景気動向や雇用情勢、外国人労働者を雇用する企業の動向を注視し、

外国人労働者が安易に解雇されることのないよう企業に働きかけるとともに、

雇用が解除された場合も引き続き特定技能として活動ができるよう、

関係機関と連携して対応する必要があると考えています。

浜田

外国人労働者の受け入れを積極的に進めるとしたら、懸念される事柄、

準備すべきことがあれば、教えてほしい。

産業交流局長 有馬 専至氏

言語や文化、習慣の違いから日本に来られたばかりの在住外国人の皆様は、生活

していく上で様々な困難に直面されます。例えば、「ごみの出し方や交通ルールが

よくわからない」といった身近なことから始まり、台風、地震等災害発生時の避難

対応など生命に関わることまで幅広く多岐にわたります。

本市では、在住外国人の皆様が日常生活の不便を解消し、本市で快適に暮らしてい

けるように、市報わかやま等の生活に必要な情報を英中韓3か国語で掲載したレター

の配布や日本語教室、防災講座の実施等の支援事業を行っています。

本市といたしましては、外国人労働者の受け入れに伴い、より多くの在住

外国人の皆様に本事業を周知するとともに、和歌山県国際交流協会等の

関係機関とも連携を図り、更なる在住外国人の支援を進めてまいります。

中央卸売市場に関して

浜田

中央卸売市場の建て替え建設は、工期、予算を含め予定通り進むのか。

平成29年3月の答弁で「平成30年度には、、道の駅を含め全体計画を決定する必要が

あると考えております」とあったが、その後、道の駅を含めた賑わい創出の拠点と

しての南用地の利活用はどのようになっているか。

尾花市長

中央卸売市場の再整備については、平成31年度中に総合食品センター及び付帯施設

を完成させることとしており、2022年度の供用開始を目指し進めているところです。

今後の整備費については、実施設計を進める中で精査してまいります。

南用地の利活用については、関係局を含めた「南用地検討協議会」で協議を進めてお

り、道の駅には市場と連携し「食」の魅力を発信する機能を核とした地域振興施設や、

若者から高齢者まで世代間交流が図れ市民の方々にとって利用しやすく喜んでいただ

ける施設の整備を検討しています。

また、道の駅の地域振興施設を含め、民間の資金やノウハウを活用する官民連携を

基本として整備を進めていきたいと考えており、市場事業者や企業から情報収集を

していますが、収集及び整理に時間を要しているため、全体計画の決定には至ってい

ません。

引き続き情報の収集及び整理に努め、民間事業者の公募等を進めたいと考えていま

す。

浜田

市場内の日常的な運営、管理、新築建設工事の推進、場内事業者との調整、

そして南用地対策から事業化まで、市場の職員14名程度に任せきりでいいのか。

南用地を中央卸売市場と切り離して、担当を変えてはいかがか。

尾花市長

今後、再整備工事が本格化するとともに、南用地の利活用も進めていかなければなら

ないため、業務量に応じた適正な人員配置に努めてまいります。

特に、南用地の利活用については、副市長をトップとする関係局による協議会の中で、

さらに議論を深めることとし、事務局については、中央卸売市場が引き続き担いますが

増員による強化を図ってまいります。

将来の町の形(スーパーシティ等)に関して

浜田

近未来社会の実現に向けて他に先駆ける気概で強くアクセルを踏み続けるか、

それとも慎重に慌てず安全運転を心がけるのか。

尾花市長

現在、国において、まちづくりに先端技術を取り入れようという動きが急速に

進みつつあります。

まちづくりに、先端技術を取り入れ、より質の高い生活を、市民が享受できることは

素晴らしいことであり、本市においても民間企業との連携が進み、本市の事例が全国に

向け展開されるような、先駆けとなれる可能性を探っていきたいと考えています。

特に、「スーパーシティ」に関しては、ごく少数のエリアにおいて、2030年頃を見通し、

複数の先端技術を、他に先行してモデル的に実装させようというもので、国において

制度の整備を進めているところです。

世界最先端の技術を実装できる企業との連携が必要など、かなりハードルは高い

見込みですが、条件さえ整えることができれば、こういった制度の活用もできると

考えています。

浜田

スーパーシティの10領域(移動 ・ 物流 ・ 支払い ・ 行政 ・ 医療,介護

教育 ・ エネルギー,水 ・ 環境,ごみ ・ 防災 ・ 防犯,安全)について

優先順位があってしかるべきであり、和歌山市に適する近未来社会をまず描き、

「和歌山市モデル」をつくることが必要だと考えるが、どうか。

そして、その領域で既に具体的に取り組んでいること、取り組もうとしていることが

あれば教えて頂きたい。

尾花市長

先端技術をまちづくりに先導的に取り入れる際には、都市機能と自然をバランスよく

併せ持つ本市の特性を生かすとともに、高齢化などによる全国的な課題の解決に

つながるものにしていきたいと考えています。

まず、本市の特性である豊かな自然の保全・充実に向けて「エネルギー」「環境」の

領域、そして温暖な気候や充実した医療環境を生かせる「医療・介護」の領域などに

取り組んでいきたいと考えています。

また、急激な高齢化や交通弱者への対応として、自動走行のパーソナルモビリティと

いった「移動」の領域など、全国共通の課題解決にも先端技術を生かしていければと

考えています。

今後は、民間企業等と連携し、それらの技術をうまく取り入れながら、和歌山市らしい

ソサエティ5.0の実現に向けたまちづくりを進めていきたいと考えています。

浜田

今後も変わることなく、従来通りの政治スタイルや組織マメジメントで行政を進めて

いくのか。

尾花市長

私は、平成26年8月に市長に就任させていただいて以降、待ったなしの課題を抱えてい

た本市を元気にするのだという信念をもって市政を運営してきました。市民の皆様、

自治会や各種団体の皆様などから多くの声を聞き、議会の皆様と議論しながら、

和歌山市の将来ビジョンや取組の方向性を示し、様々な政策の種をまき、そして、

職員と一丸となって取り組みを進めてきました。

まいた種は少しずつ芽を出し始め、昨年8月の市長選挙では、多くの市民の皆様から

力強いご支援をいただき、2期目の市政を担わせていただくことになりました。

私は、本市の更なる成長に向けて、時代の潮流に乗り遅れることなく、新しい施策に

挑戦していくべきと考えています。また、市政運営にあたり様々な困難に直面することも

あるかと思いますが、今後とも、リーダーとしての責任と覚悟を持ち、揺るぎない信念と

明確なビジョンのもと、職員と知恵を絞りながら取り組みを進めることで、

「きらり輝く 元気 和歌山市」の実現を図ってまいります。

浜田

「政界一寸先は闇」(川島正次郎)

そんな言葉を思いながら、議員として今任期最後の再々質問をさせて頂きます。

外国人労働者受け入れ問題については、私自身単純に是か非かで問われれば、

正直、非であります。しかし受け入れを決めた以上、「ただ足りないから足す」

だけでは、多くの問題を抱えるだけの結果になりはしないか。

起こりうる問題を真剣に考え、対応する努力を惜しまない「覚悟」を持ち合わせて

いるのかを問われていると私は思います。

労働者としてだけではなく、住む暮らす地域の生活者として、当該地域の自治体は

いろいろな問題を抱え、対応を迫られます。例えば、健康保険や年金、

マイナンバーカードなど、また出産育児一時金や児童手当、教育現場など、

自治体が対応に責任を負うことも数多くあるはずです。受け入れる以上はしっかりと

した対応、問題解決をお願いし、要望にします。

次に近未来社会の構築については、ただ単なる補助金、交付金を目的にするのでは

なく、本気で取り組む気があるなら、先駆ける「気概」をまず持って頂きたい、そして

「和歌山モデル」「和歌山オリジナル」と言えるような街づくりの「軸」を示し、

近未来に向けて、先端技術を取り入れた街づくりのデザインを、そして、その方向性を

考えて頂きたいと思います。そのことも併せて、要望します。

中央卸売市場本体については、流通の構造変化(アマゾンなど)や将来予測などを

事業化以前に、議論や考察を充分重ねるべきだったと未だに私は思います。

南用地利活用については、商業的な判断の弱さを感じますし、本体同様に商業的適地

かという、そもそもの立地の問題が今後もネックになると思います。

市場より後発である山東にある「四季の郷」における事業化、順調に進みつつあるのを

考えれば、実に残念です。最初に工期、予算について質問しましたが、建設に向けて

これから工期や予算などの問題が起こるのではないかと心配をしています。

国の補助金であれ、市の負担や持ち出しであれ、出どころは違えども、すべて税金で

あることを肝に銘じて欲しいと思います。

そもそも、「難儀」な事業(中央卸売市場)にした市長自身が、私が指摘した数々の問題

を自らが勇気と責任をもって解決することを、残念ですが願うしかありません。

これも、要望しておきます。

質問の統括としてお尋ねします。

ここからは、数多くの政治家を身近に見てきた者として、政治評論家的に、今流行りの

言葉である、上から目線で言わせて頂きます。

この4年間、議員として、市長の政治的な取り組み方についての感想は、今回の質問に

関して例えれば、

外国人労働者の受け入れ等に見られるように、新しく起こる問題に対して

覚悟が足りない

近未来社会の対応、街づくり等に対して

軸という気骨が感じられない

中央卸売市場の大きな予算を伴う

難儀に対して勇気や責任が感じられない

そして、

「歴史観、国家観に基づく政治的思想や哲学、理念」

と言ったものを、市長に感じた瞬間が私にはありません。

また、我が派の吉本幹事長の代表質問に関連して思うことは、市長自身に人を

「育てる」と言う愛情というものが足りないとも思います。

ただ、私があれもこれも、ないないと批判したところで、それらがないとしても、

決して政治家として失格だという判断ではないと知っています。

また、容姿や性格、素行が素晴らしいからと言って、政治的評価が高い、

できる政治家というわけでもありません。

政治家にもいろいろなタイプがいて当然ですし、そして最終的には政治家としての善悪

を、公に決める方法は残念ながら有権者による判断以外ありません。

そこで、市長に最後シンプルにお伺いします。

市長は、今後も変わることなく従来通りの政治スタイルや組織マメジメントで行政を

進めていかれるのでしょうか?

ご清聴頂きありがとうございました。

2019年浜田しんすけ春のつどい

2月9日(土)浜田しんすけ春のつどいを開催いたしました。

和歌山市副市長小林弘史氏をお迎えして、「和歌山市の地方創生に向けた取組」について、ご講演頂きました。

兄弟お笑いコンビ すみたに様にも、お越し頂き会場を盛り上げて頂きました。

今年も沢山の方に、お集まり頂き皆様と楽しい時間を過ごせました事、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

平成30年9月 市議会 定例会

市長の政治姿勢について

浜田

今後の市政への取り組みに関して

前任期4年間で反省すべきこと があったか。

 

尾花市長

1期目の4年間は、人口減少、若者の県外流出、中心市街地の衰退など山積みする課題に立ち向かい、産業振興や子育て支援、誰もが住みたくなる魅力的なまちづくり、誰もが安心して暮らし続けられる社会の構築を目指し、スピード感をもって、本市の将来ビジョンや取組の方向性を示し、様々な政策の種をまいてきました。

反省点としては、伏虎中学校跡地活用など、政策立案過程において担当部局間の情報共有や連携が不十分であったこと、ジャズマラソンのフルマラソン化など1期目の選挙で44の約束をした中には、進展がみられない案件があることと考えています。

2期目の4年間では、これまで以上に部局間の連携を強化し、総合的に市政の重要課題に対応できる、効果的かつ効率的な組織づくりを進め、着実な政策実現を目指します。

浜田

柔らかい数字を含めて、積極的に市政運営の中で数字を使っていく考えを市長はどう思うか。

 

尾花市長

民間投資を呼び込むための数字の提供については、議員のご指摘もあって平成30年4月から、地価公示や観光客数データなどを集約し、数値やグラフ、エリアマップを用いて、ホームページで公開しております。また、将来的な見通しについても目標値の設定等について、現在、研究させているところです。

議員ご提言のように、市民の方にまちの変化がわかりやすい数字を使うことは、効果的であると考えますので、まちなかに生まれる賑わいの効果を示す場合など、市政情報を公表する際に活用できるよう進めてまいります。

 

浜田

安心、安全、快適に暮らせるまちの実現に向けては、不安、危険、不快を取り除く必要と考えるが、市長の思いはどうか。

 

尾花市長

私は、すべての人が安心、安全、快適に暮らせるまちを実現するための基礎となるのは、まずは、市民の命を守ることだと考えています。今回の台風災害について早急に対応するとともに、地震、津波、豪雨、暴風、高潮、土砂災害などから市民の命を守るため、ハード・ソフトの両面から防災・減災対策を強化します。

また、安心して子供を産み育てられる環境づくりや「子育て環境日本一」の実現に向けた取組を加速させ、子育て環境の充実を図り、高齢者・障害者福祉の充実では、生きがいを持ち、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、健康で自立した生活が送れ、地域で助け合いがなされる社会の形成を目指すとともに、障害のある方の自立と社会参加を促進します。

安心・安全・快適に暮らせるまちの実現に向けては、議員が言われる「不安、危険、不快」をできるだけ取り除けるよう努めるとともに、様々な課題を先送りすることなく、未来に責任をもって取り組んでまいります。

 

防災に関して

浜田

停電状況、復旧情報を市として把握すべきかどうか。

 

尾花市長

停電が発生した場合市民の皆様方が最も知りたい情報は復旧の時期です。平成30年台風21号に伴う大規模長期停電では、関西電力としてはこれまでにない大災害で、本市のみならず近畿地区一円で大規模停電が発生したため、近隣府県からの応援が見込めず、復旧が見込めない状況であったため、市への情報提供や市民の皆様方へのお知らせができない状況でした。今後は関西電力に大規模長期停電が発生した場合には情報を提供するよう要請し、情報の把握を行うべきだと思っています。

 

介護老人福祉施設等の老朽化に関して

浜田

今後介護老人福祉施設等を守り、維持すべきだと考えるが、市長はどう考えるのか。

尾花市長

介護老人福祉施設等は、本市における高齢者福祉にとって大変重要な施設であると認識しています。入所者の安全を確保し、介護老人福祉施設等を守り維持していく必要があると考えます。

浜田

市長は入所者の安全を確保し、大変重要な施設を守り維持していくために、今後具体的にどう考え、どう取り組むのか。

尾花市長

全国的に少子高齢化が進む中、2025年には、団塊の世代が75歳以上となり、人口の高齢化は、さらに進んでいくことが見込まれています。また、本市においてもひとり暮らしの高齢者が年々増えており、介護老人福祉施設等の役割は今後ますます重要になっていくものと考えます。本市には、新耐震基準を満たしていない施設や、老朽化した施設等が複数存在しています。これら施設の入所者の安全を確保するため、施設に対しては、耐震化等を促していく必要があると考えます。

しかし、現在、国の耐震化の補助制度はあるものの、建て替えの補助制度がないため、本市単独で建て替えの補助を行うことは、現状の財政事情を考慮すれば非常に困難であると考えます。このことから、先般、私自ら国に対し、老朽化施設の建て替えに係る補助制度の創設を要望してきたところであり、今後も引き続き和歌山県市長会や和歌山県福祉事務所長連絡協議会を通じ、国に対し要望を行っていきたいと考えています。

農業用水路の今後に関して

浜田

農業用水路を維持、管理する必要がある中、宅地化などによる一般排水の流入や豪雨による雨水問題があるが、この状況をどう考えるか。

 

小林副市長

稲作等の農業、良好な景観の形成などの農業の多面的機能を維持するためには、農業用水を確保する必要があり、その確保のためには農業用水路を維持、管理する必要があります。他方で、宅地化の進展により農業用水路への生活排水の流入が増加し、また、豪雨により短期間に農業用水路へ流入する水量が増加する現象が生じています。これらの状況を踏まえ、農業用水路の管理の重要性が増してきていると考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

平成30年2月 市議会 定例会

 

市長の政治姿勢について

浜田

第5次長計に基づき、この一年間は目標通り和歌山市の人口は推移していると感じているか。

尾花市長

第5次和歌山市長期総合計画は、取組をはじめて間もなく1年を迎えます。策定時の考え方として、自然動態に関しては、合計特殊出生率について、国と和歌山県の中間値をめざす一方、社会動態に関しては、段階的に転出抑制及び転入促進両面を見据えた政策を進め、平成38年度の目標人口を34万7千人と設定しました。その進捗状況についてですが、平成28年・29年、それぞれの10月1日の国勢調査基準人口を比較してみますと、約2,100人の減少となっています。

一方、国立社会保障・人口問題研究所の5年ごとの推計値を案分した1年当たりの仮の数値は約2,600人の減少となっており、それとの比較では、500人程度、減少を抑制出来ている状況です。

長期総合計画の目標人口についても、同様で、仮の数値と比較した場合は、600人程度、減少数が多くなっており、現時点においては、目標通りとは言えない状況となっています。

今後も、急激な人口減少に歯止めをかけるため、産業振興や子育て支援、魅力的なまちづくりに、より一層、努力しなければならないと考えています。

 

浜田

中心市街地の活性化について、滞留人口、定住人口などの現状及び10年後の数値目標を公表することにより、民間投資を呼び込むなどの効果があると思うが、どうか。

 

尾花市長

第5次和歌山市長期総合計画において、中心市街地に関する指標は、10年後の平成38年度のまちなか居住人口を約32000人とし、まちなか居住人口比率9.3%とすることを目標として設定しています。

中心市街地に関連する統計データとしては、市街地における観光客入込客数や昼夜間人口比率、地区別年齢別人口、公共交通利用者数があり、ホームページ等で公開しております。

議員ご提言のとおり、民間投資を呼び込めるよう、これらのデータに加えて、商業地の公示地価やリノベーション件数など中心市街地の状況をわかりやすく公開するとともに、10年後の目標値の設定についても研究してまいります。

 

浜田

誘致した大学の卒業生を市内に留める取組をどう考えるか。

尾花市長

まちなか3大学誘致は、進学時における若者の県外流出の抑制、人材が不足している専門職の養成、まちなかのにぎわい創出を目的に取組んでまいりました。

現在誘致が決定している大学は看護師、保育士、薬剤師など専門性の高い人材を養成する大学で、3分野とも就職時における本市での需要は高く、市内の就職先は十分あり、市内の病院、保育園なども実習先となりますので学生に就職先を知ってもらうこともできます。

今後とも、働きたい、住みたいと選ばれるまちへの取組を推進するとともに、大学と連携し、学生に地域の祭りやイベントへの参加を投げかけるなど、様々な機会を通じて積極的に地域の活動に参加してもらうことで、本市に愛着を持ってもらい、本市への就職、定住に繋げてまいりたいと考えています。

浜田

女性の評価を意識して、施策を考えるべきだと思うがどうか。

 

尾花市長

国土交通省の調査結果によると、女性は、休日に買い物、レジャー等で出掛ける割合が男性よりも高いことから、まちなかを訪れる人の割合は女性が高くなると考えられます。

また、まちなかで開校する大学は、女性の割合が高いとされる学部であることから、卒業後の安住につなげるためにも、特にまちなかの魅力向上の施策には、議員ご指摘のとおり、女性の評価を意識する必要があると考えます。

浜田

中心市街地の活性化について、市長は民間投資を呼び込む方策をどう考えているのか。

尾花市長

空洞化した中心市街地の活性化対策として、まちなか居住を推進するために、居住スペースの確保、利便性の向上と、和歌山城を中心とした歴史・文化が薫るまちづくりなどの魅力向上に取り組んできました。

南海和歌山市駅をはじめとした民間による市街地再開発事業、まちなかへの大学誘致、老朽化したまちなか公共施設の再編などの拠点整備は、できる限り、民間活力を生かして取り組んでいるところです。

こうしたこともあり、国土交通省から、3大学誘致による民間人口の約2割増加、まちなかの空き家の約3割減少が期待されると評価され、コンパクトシティ・プラス・ネットワークのモデル10都市の一つに選定されました。

私は、まちなかに更なる民間投資を呼び込むためには、各拠点の整備に加え、まちに連続性を持たせ、エリア全体の価値を高めることと、そして、持続的に成長し、将来に希望が持てるまちだと思われることが重要だと考えています。

官民連携して、(仮称)和歌山城前広場や市堀川沿いの拠点整備を行うとともに、その拠点を含め、南海和歌山市駅から和歌山城の様々な拠点をつなぎ、食べ歩きなどが楽しめる賑わいルートの整備や、公共交通機関と連携した民間のシェアサイクル事業の推進により回遊性の向上を図ります。点から線につながるまちづくりを進めるとともに、生まれ変わるまちなかとその魅力を積極的に発信することで、民間の投資意欲を喚起できるよう、今後とも取組を進めてまいります。

 

浜田

IRに関する新聞報道を受けての感想はどうか。

尾花市長

政府の制度設計案では、IR施設を構成する施設の要件として、日本を代表することとなる規模の国際展示場や国際会議場を、カジノ施設に併設することとされているなど、誘致を推進する地方の自治体にとっては、厳しい内容と言えます。

しかし、政府の制度設計案に関し、地方でも設置できる制度が必要とする国会議員の意見も多いと聞いていますので、制度設計が大詰めを迎えているものの、最終的にどのような制度になるかは不確定な状況であり、今後の議論を注視して参りたいと考えています。

 

浜田

市長が考えるカジノ施設を外国人専用としたIRとは違った方向になりつつあるが、その考えに変わりはないのか。また、このことに対する要望活動を考えているのか。

尾花市長

政府の制度設計案は、現在議論中であるため、カジノ施設を外国人専用とすることができるのかについては、確定していませんが、今後もこれまでどおり、誘致を推進していく考えであり、国等への働きかけなどの取組を行ってまいります。

 

中央卸売市場について

浜田

平成27年度に基本計画が策定され、今年度は基本設計が行われているが、基本計画から基本設計における変更点や改善点があるのか。その理由と余剰地について伺いたい。

産業まちづくり局長 有馬 専至氏

基本計画の施設整備コンセプトを基に、機能的でコンパクトな市場、食の安心・安全を提供する市場、また市民にも開かれた活気のある市場を目指して基本設計をおこなっており、3月末の完成予定です。

基本設計においては、場内事業者との協議を重ねたうえで、よりスムーズな物流動線の確保の観点から、進入路や場内の車両動線、一部建物の配置の変更を予定しています。

また余剰地については、基本設計終了後、面積等が確定しますので「道の駅」を中心として、にぎわい創出をはじめ市民の方々にとって利用しやすく喜んでいただける施設となるよう取り組んでいきたいと考えています。

浜田

道の駅をはじめとする余剰地活用について、市役所内の多局にまたがり有効活用を検討する集まりを作ってはどうか。

尾花市長

余剰地の活用については、「道の駅」を中央卸売市場整備基本計画の中で、市場と連携して食の魅力を発信する施設として位置づけ、アイデア募集を行うとともに、関係部課により余剰地に必要な機能の検討を進めているところです。

議員のご提案については、今後、余剰地活用を具体的に進めていくにあたり、関係する局が連携し知恵を出し合いながら、より有効な活用を検討していくことが必要であると考えており、関係部局長が集まる横断的な検討の場を設けてまいります。

 

 

 

 

 

 

2018年 浜田しんすけ春のつどい

去る2月18日(日)浜田しんすけ春のつどいを開催致しました。

和歌山市産業まちづくり局産業部長 三橋郁(みつはしかおる)氏をお迎えして「和歌山市の街づくり」について、ご講演頂きました。これまでの街づくりの具体例や、今後の取り組み等を、資料を見せて頂きながら聞かせて頂きました。私は、和歌山市の人口減を食い止めるには、若い人に留まってもらう街づくりが必要だと考えます。市政報告と合わせて、取り組みについてもお話しさせて頂きました。皆様のご意見等を聞かせて頂きながら、楽しく過ごせた一日でした。今後も、市の課題に精一杯取り組んで参ります。お忙しい中お集り頂きましてありがとうございました。

平成29年 12月 市議会 定例会

AI(人工知能)、自動運転など近未来社会における行政対応について

浜田

AI(人口知能)、自動運転など近未来社会における行政対応について、どう思いどうお考えなのか、市長の所見を伺います。

尾花市長

AI(人口知能)は、政府が創設した「人口知能技術戦略会議」において、AI技術の研究開発を進めるとともに、利用する側の産業の関係府省と連携し、AI技術の社会実証等が進められており、自動運転についても、国土交通省で自動運転戦略本部を立ち上げ、2020年の無人自動走行による移動サービス等の実現に向けた取り組みが進められているところです。さらに、先進市では、健康保険指導や道路補修、戸籍事務など様々な分野でAIの開発・研究がされています。私は、AI技術の導入が雇用のミスマッチや賃金格差を生じさせる可能性もありますが、少子高齢化の進展に伴い不足とされる労働供給力の補完に役立つものであり、その他の関連技術を融合することで、医療・介護など様々な社会課題を解決できるものと考えています。また、自動運転についても、安全性などの課題をクリアしていく必要がありますが、高齢化社会に対応する移動サービスや物流の生産性向上につながるもので、本市においても、国や先進市の開発・研究状況を注視し、調査・研究を進めていく必要があると考えています。

 

浜田

①LRT(次世代型路面電車)など多額の投資を必要とする社会資本整備は、AIや自動運転を頭の片隅において事業判断すべきと考えますがどうでしょうか?

②将来ある職員たちが、今後、行政運営で活躍できるよう、近未来社会に向けて、行動を起こすべきと考えますがどうでしょうか?

尾花市長

議員ご指摘のとおり、LRT(次世代型路面電車)などの多額の投資をする社会資本整備にあっては、AIや自動運転を視野に入れて検討する必要があると考えています。また、このような技術は、今後の行政運営だけでなく、本市の産業や教育などあらゆることに影響すると考えられますので、AIや自動運転について、若手職員を主としたプロジェクトチームを立ち上げて検討を進め、その結果を情報共有することで、職員の意識向上につなげてまいります。

浜田

AI、自動運転など近未来社会について質問させて頂きました。この社会は、遠い未来ではなくて、すぐそこにある社会だと私は思っています。この質問は具体的なことではなく、抽象的ながら今後の社会環境にあった、私たちの意識や時代認識を共有できればいいのではないか。また、市長答弁の通り、この技術革新は福祉や教育、交通など行政分野で多方面にわたり影響を受けることは避けられないと思います。今後、確率かつ適切に市民のニーズにこたえるためにも考えなければなりません。そんな思いからです。

それでひとつ提案させて下さい。答弁はいりません。「習うよりは慣れろ」「先んず、隗より始めよ」などと言う言葉があります。どうでしょうか。4階秘書課のカウンター上、前どちらでも結構です。市販のAIロボットを置いてみては。説明のために待っている多くの職員、陳情、面会に訪れる人達のコミュニケーションツール、そして話題づくりに役立てると考えられませんか。もちろん安価ではありませんから、私費で購入頂き、そのAIロボットの名前を「まさひろくん」と名付けて頂ければ、固い表情で待っている職員の皆さんも少しはなごむかもしれません。こんな提案があった程度で聞いておいてくれれば結構です。

 

台風21号の被害について

浜田

和歌山市内での、台風21号及び22号において経済的被害、経済的損失はどれくらいになると把握されているか、教えて頂きたいと思います。

危機管理局長 嶋本 智行 氏

本市での台風21号及び22号に伴う経済的被害や損失額は、把握していませんが、公共施設で、今議会に上程した補正予算額は、道路関係で1億5.690万円、公園関係で500万円、河川関係で270万円、農林水産関係で2千万7千円、下水関係で750万円の被害となっています。なお、道路関係、公園関係、河川関係については、さらに国の災害査定を経て追加予算措置する予定です。また、農作物では1億983万1千円の被害となっています。

浜田

支所長が地区内のすべての被害はどの過程を経たものであっても適時把握できるようにするなどといったことはできないのでしょうか?また、本庁内でも局や部にまたがる横の連絡を密にして、その取りまとめができるような体制にできないものでしょうか?

危機管理局長 嶋本 智行 氏

気象警報が発表されたときは、市では災害警戒本部が設置されます。また、避難者や被害が発生する恐れがあるときは地区の支所・連絡所が災害警戒本部の支部として開設され、支所・連絡所長が支部長として、予め選ばれた2名の職員が副支部長として地区内の避難所開設状況や地区の情報を収集して本部に報告する体制となっています。災害警戒本部内へは、庁内の情報を取りまとめるため、水防関係部局から連絡員が派遣され、速やかな災害対応が実施できる体制をとっています。台風21号での情報収集が十分でなかったことから、危機管理部の兼務・併任者である各部長を災害警戒本部の連絡員として情報収集にあたる体制を検討しています。

浜田

七瀬川改修完了に伴い、台風21号と同等の大雨が降った場合、紀伊地区の浸水被害は大幅に改善される見込みは立つのでしょうか?

建設局長 巽 和祥 氏

県河川である七瀬川は、現況流下能力が毎秒20立方メートルに対し、治水安全度50分の1確率の計画高水流量は、毎秒180立方メートルとなっており、改修後は、河道断面が大幅に改善されることから、浸水被害は軽減されるものと考えます。今後、市としては、県に対し七瀬川の早期改修を強く働きかけるとともに、国・県・市で浸水被害の軽減に向け、協議を重ねてまいります。

浜田

新六ヶ井堰の完全撤去及び河床掘削について市長はどう考えていますか?

尾花市長

議員ご指摘のとおり、台風21号の影響で紀の川の水位上昇と七瀬川流域での水量の時間が重なったことが七瀬川周辺での大きな浸水被害に繋がった要因の一つだと考えます。そのため七瀬川の内水対策と併せて紀の川の水位を下げるためにも、新六ヶ井堰の完全撤去及び河床掘削が必要と考え、10月31日に国土交通省へ新六ヶ井堰の完全撤去などを要望したところです。私は、今回の台風21号が接近した22日は災害警戒に当たり、翌日、23日朝から被害状況を把握するため市内の巡回を始めました。その後、被害の状況が明らかになるにつれ、改めて自然の脅威を思い知らされました。今後、市民の生命・財産を守るため、新六ヶ井堰の完全撤去などに向け、国に強く働きかけてまいります。

 

水道行政について

浜田

水道事業の財政状況の現状をどう認識していますか?

公営企業管理者 富松 淳 氏

水道事業会計の財政状況は、平成28年度決算では、収入が減収となったものの、支出が抑えられたことから、約9億2千万円の純利益を確保しました。しかしながら、純利益については、退職給付引当金に不足が生じているため、本来積み立てるべき設備投資に係る積立金等に充当できない状況となっています。また、水道料金収入は、前回水道料金の改定を行った平成10年度決算時に約89億6千万円であったものが、平成28年度決算で約68億5千万円に減少しております。この減収に対応するため、平成10年度から平成28年度で、事務の効率化や委託の推進により184人の職員数を削減するなど経費の抑制に努め、安定した財政運営を行ってまいりました。しかし、平成28年度末時点の企業債残高は、約470億円で、中核市で最も高い水準となっており、また、現在、基幹浄水場である加納浄水場の老朽化に伴う更新工事や排水管の整備を行っていかなければならず、それらの設備投資に多額の費用が必要な状況です。これらのことから、水道事業会計の財政状況は、厳しい状況にあり、今後も、経営の健全化に努めて行かなければならないと認識しています。

浜田

来年夏の選挙に立候補される方は、料金を今後どうするのかを明確にして選挙を戦うべきであり、当選後の4年間はその約束を守るべきであると思いますがどうでしょうか?

尾花市長

水道事業が厳しい経営状況であることは認識しております。しかしながら、水道料金の改定は、使用者の皆様に負担をかけることになりますので、今後も経費の抑制などに努め、経営基盤強化のための取組みをより一層推進してまいります。また、独立採算制で運営されている水道料金などの使用料の見直しは、経済状況や経営状況などを総合的に判断して、その必要性を決めるものであり、水道局と協議しながら、その見直しが必要となった際には、議会にお示しするとともに、議会及び使用者の皆様のご理解とご協力をいただきたいと考えております。なお、政治家にとって選挙公約は、非常に重要で、守るべきことであり、立候補者がそれぞれに判断をし、その時々にきめるべきことであると考えています。

浜田

広報車以外でのお知らせの方法やヘビーユーザーへの対応・サービス向上を考えてはどうでしょうか?

水道局長 白井 光典 氏

漏水事故が発生した場合は、緊急を要するため、早急な対応が求められます。今回の破損事故を教訓として、事業活動への影響の大きい口径40ミリ以上の大口需要家への情報提供として、新たに緊急連絡先の調査を行い、それに基づき緊急時の電話連絡等を実施できるよう準備をしているところでございます。また、今後も広報車でのお知らせを迅速に行うとともに、水道局ホームページで漏水事故等の現状を掲載するなど、広報に努めてまいります。

浜田

公営企業管理者として、今後5年間の間に、料金改定を行う必要性があるかどうかお答えいただきたい。

公営企業管理者 富松 淳 氏

平成28年度1月26日付の総務省通知では、公営企業においては、平成32年度までに経営戦略の策定を求められています。現在、水道局では、平成30年度を目処に経営戦略の策定に向けて作業を進めております。経営戦略では、水道事業の現状、効率化・健全化への取組み、投資計画、財政計画、料金体系の見直しなどを検討項目としております。公営企業を経営する者として、近い将来、料金の見直しが必要となってくると考えており、今後の財政計画や料金体系のあり方などを経営戦略において、議会や市民の皆様にお示ししてまいります。

 

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