和歌山市民との約束(概要版)
『成熟と成長』のための施政目標
- 魅力あふれる和歌山市
- 定住人口40万人の復活
- 誘和 年間1000万人の実現
復活・実現のための柱として
- あたたかさを感じる福祉へ
- 教育の先進地へ
- 市民の実利に直結する産業育成・雇用を
- 高効率と安全性の社会資本整備を
- 地域特性を最優先した防災へ
- ITの活用で双方向の意思疎通を
- 都市的機能の集積で市街地の再生へ
- その他 経済対策、観光政策、行政改革、住民意識の転換
- 1.あたたかさを感じる福祉へ
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- (1)和歌浦・雑賀崎、中心市街地における高齢者福祉特区指定
- 既存不適格建物と同規模再建を可能にし土地の高度利用化
- 療養型医療施設の誘致と共に観光医療・観光福祉を目指す
- 許認可の一定緩和により参入者の競争力を補完
- (2)国民健康保険料の引き下げ
- 累積赤字解消により、世帯あたり年間1万円の還元(減額)
- (3)乳幼児等医療費助成制度の拡充
- 入院助成は小学校卒業まで→→→高校卒業まで
- 通院助成は就学前まで→→→年次的に引上げ
- (4)子育てセーフティーネット
- 子育て中の母親の入院時における家庭支援制度
- (5)高齢者の生きがい
- 老人憩いの家の拡充で元気な高齢者を
- 2.教育の先進地へ
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- (1)ワンランクアップの義務教育
- 土曜授業の完全実施
- 習熟度別授業の拡充で学力格差の是正と道徳教育の実施
- オンリーワンを見つける目で一番適性教育の実施
- (2)収入格差=教育格差の是正
- 市立和歌山高等学校へのサテライト授業導入で、難関国公立・有名私学へ
- (3)教育委員会の機能強化
- 中核市への教育公務員人事権完全委譲の実現
- (4)特色ある社会教育
- キッズトライアスロン大会などキッズスポーツへの支援
- 留学制度の拡充および国際交流、研修の活性化
- 3.市民の実利に直結する産業育成・雇用
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- (1)公共事業の品質低下防止策として入札制度の見直しと地元業者への格段の配慮
- 経営審査点の地域特別加点の拡充(雇用対策・人件費増への加点等)
- 地元企業のJVによるランク評価の見直し
- (2)地元企業への許認可等の緩和
- 地場産業の地域特性を考慮し、条例により全国一律規制への横出し、上書きにより競争力アップ
- (3)企業誘致
- 企業誘致の概念を整備し資本投資誘引のインセンティブ
- 関西国際空港周辺を域内経済圏と位置づけ、雇用受け入れとバーターによる誘致主体に
- (4)伝統工芸産業
- 和歌山県内の伝統工芸を掘り起こし、技術力伝統学舎の設置により息の長い産業へ
- 4.高効率と安全性の社会資本整備
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- (1)道路整備
- 3つのインターチェンジを高効率に活かし、環状道路の整備により市中心部への流入車両を抑制
- 投下資本の相対効果を高めるため、沿線開発の規制緩和
- 生活道路への狭窄・ハンプ等の積極的導入で車両のスピードを抑制し、交通弱者に優しい街に
- (2)河川整備
- 新六ヶ井堰跡河床掘削の完全実現により治水・利水の高度化
- ゲリラ豪雨対策として雨水排水体系の見直し改修
- 5.地域特性を最優先した防災へ
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- (1)防災姉妹都市との連携
- 異地域、異災害、同規模自治体との防災姉妹都市協定を締結し相互支援の連携
- (2)防災精度の再点検
- 災害時危険区域を指定し地域特性に合致した地域防災計画の策定と徹底周知
- 津波等浸水予想地域の人口に応じた避難地・避難ビルの確保と誘導の徹底
- 6.ITの活用で双方向の意思疎通を
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- (1)市政の『見える化』
- 情報開示のIT化を更にすすめ、市民が見たい時『見える』行政に
- (2)市政の『わかる化』
- 予算編成も含めた行政の意思決定過程をIT技術の活用で『わかる』行政に
- (3)市政の『伝わる化』
- 双方向通信は勿論、SNS等を積極的に活用し情報を市民の手元に『伝わる』行政に
- 7.都市的機能の集積で市街地の再生へ
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- (1)マスコミとの連携
- NHK和歌山やテレビ和歌山等を中心市街地に誘致し、放送産業と連携し、街中にぎわい創出へ
- (2)コミュニティーセンターの拡充
- 地場産業センターを南コミセンに改装
- 小学校校舎の空き教室等を利用しミニコミセンとして活用
- (3)地場産業の発信機能の強化
- 地場産業センターを中心市街地に移設し情報発信機能の強化とにぎわい創出へ
- (4)世代に応じた住環境
- 中心市街地での市街地再開発・優良建築物等整備事業を活用しつつ高齢者向け住宅には更なるインセンティブを
- 中心市街地に高齢者を導きつつ医療・介護等の集積拠点づくり
- 高齢者が転出した郊外の中古住宅の市場流通性を高め、市外からの若年層の受け入れ住宅に
- 8.その他 経済対策、観光政策、行政改革、住民意識の転換
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- (1)経済対策を念頭においた予算執行
- 域内総生産の約15%を占める和歌山市の予算額を効果的に執行し、域内経済への波及効果を最大化
- (2)『これまで』にこだわらない観光政策
- 和歌山城のセレモニー貸し出しや友が島のサブカルチャー聖地化等、既成概念にとらわれない観光資源の活用
- 史実の再認識による観光資源の掘り起こし
- 古事記の舞台竈山御陵 神宮と並ぶ由緒の日前宮 太田城水攻め堤防 雑賀一党と沙也可伝説
- 点在する地域伝統の「まつり」にスポットをあて、観光産業との連携を
- (3)大胆かつ独創的な行政改革
- 土地造成、駐車場管理、下水道事業 特別会計の改善
- 中小民間建築業者と提携しつつじヶ丘販売促進
- 市営駐車場の柔軟な閉鎖・再開場で民間市場との融和
- 市町村設置型の浄化槽導入や合併浄化槽の設置を更に促進
- 市民から評価され感謝される市職員に
- 年度内部局間人事異動を実施し、民間企業並に柔軟に他部局支援異動
- 新規採用者へのギャップイヤー等の手法導入で他業種経験を
- 自治会、消防団、PTA等の地域ボランティア活動への積極的参加を促進し、その活動を人事考査に反映
- 二重行政の解消
- 市民会館の小中ホール化や博物館などの役割見直し
- (4)市民の行政への意識転換
- 公営住宅の概念を大きく見直し、コミュニティーバランスの修復と民間アパートの市営住宅活用化
- 和歌山市に貢献度の高い企業の商品消費を市民全体で推奨
- (5)自治体間の協力
- 大津市、徳島市、鳥取市などの県庁所在地と連携し、関西広域連合へ参画、意思決定に県庁所在地市民の意見を
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市政目標は、定住人口40万人の復活。1000万人誘和の実現。
力強く、素敵な和歌山市。
夢、希望、そして活気に満ち溢れ、誇れる郷土和歌山市を次世代に引き渡す。そのことがいま一番和歌山市政にとって必要なことだと私は考えます。
そのために私はその市政目標を掲げ、復 活、実現のために努力を積み重ね、今さえ良ければいいという刹那主義的な思いは捨て、これから先をもっと良くするという将来 展望を思い描くことが郷土を愛する者として最も大事なことだと確信しています。
私は皆さんと共に、力強く、素敵な郷土 和歌山市を築き上げたい。そして実現に向けて市政のリーダーとして責務を担っていきたいと私は強く願っています。